
スクリューフィーダーとは?
スクリューフィーダーとは
ホッパー内に投入した粉体原料を、らせん型のスクリューを
回転させて送る原料切り出し方法のひとつです。
送り出すスクリューの径、 らせんの巻きピッチなどを
変えることで、原料の送り量を調整することができます。
最もベーシックな粉体の切り出し方法ですが、
応用範囲が広く、安定した供給量を得ることができます。
原料の切り出し精度について
スクリューを使った粉体原料供給による計量方法は、
大きく2種類にわかれます。
@スクリューの回転時間により原料の供給量を決める容量式
スクリューによる原料送り量が常に一定だという前提で、 その送り時間により量を決めており、実際に重量を計量をしているわけではありません。
従って原料の流れが一定であればそれなりに再現性も得られますが、ホッパー内に投入した原料が少なくなってくるなど、条件が変化するとどうしても誤差が生じますので、実際には精度的にラフな計量向きだといえます。
Aスクリューで供給した粉体原料の重量をロードセル秤で計る計量式
実際に供給された原料の重さを計りながら スクリューの回転数を制御しますので、高い精度を得ることができます。
粉体原料の充填には、計量式をお勧めします。
原料供給用スクリュー
粉体原料の特性、送り出し量によって、スクリューの形状やサイズを選定します。
スクリューフィーダハウジング内
この上にホッパーが設置され、ここからフィーダ内へ原料が供給されます。